前の「古代ローマ 15大賢帝」に続き、今回は古代エジプトのファラオの中で、素晴らしい業績を残したり、建造物を残したりした、偉大なるファラオを5人、自分の勝手な判断ながらもまとめてみました。
１．アクエンアテン アクエンアテン、元の名前アメンホテプ4世は唯一神アテンのみを祭る他のエジプトの みならず世界で初となる一神教を確立した。テーベのアメン大神殿の勢力が異常に増 し、王権を揺るがすことになりかねなかったためで、思い切って国家神アメンの信仰 を棄て、アテン信仰へとうつった。その後、都をアマルナへと遷都。王妃はネフェル ティティで、絶世の美女として名高い。
２．クフ 古王国前半、紀元前26世紀の古代エジプト第4王朝を統治した。クフは第4王朝の第2代 王であり、前王のスネフェルの子。彼の最大の業績は、首都メンフィスの近く・ギー ザの地に大ピラミッドを建設したことである。これは、一般的に世界七不思議の一つ であるとされている。しかし、彼の治世に関する記録は少ない。
３．ラメセス３世 エジプト新王国・第20王朝の2代目のファラオ。後述のラメセス２世とは別人。古代エ ジプトの新王国時代において、大きな権威を以て統治した、最後のファラオと称され ている。「ラムセス3世」や「ラメス3世」という表記も見られる。ラムセスは第19王 朝のラメセス2世の時代のような統治を目指していたと伝わっており、その目標のとお りに外敵を討ち果たし、建造物を数多く建造した。
４．ジェゼル 古王国時代に分類される、古代エジプト第3王朝の第2代目。神官であったイムホテプ を宰相として登用し、内政の統治は彼が佐けた。また、史上初のピラミッドとも言わ れる階段ピラミッドをサッカラに建立させたが、そのピラミッド複合体は、現在、ジ ェセル王のピラミッドとして知られている。ジェゼル王のピラミッドは、世界初の石 造建築という。
５．ラメセス２世 パレスチナの帰属をヒッタイトと巡り争ったカデシュの戦いに勝利し、その後、ヒッ
タイトとは世界初の平和条約、エジプト・ヒッタイト平和条約を締結した。また、
各地に自身の業績をたたえる数多くの建造物を築きいた。その代表的なものがアブ
シンベル神殿であり、小神殿には王妃ネフェルタリと王の像が並ぶ。また、異国であ
ったヌビアやアジアにおいてエジプトの勢力圏を拡大させ、エジプト国内では歴代フ
ァラオの中でも稀にみる在位の長さを誇った。また、即位して以来約70年間に及んで
強力な王権を維持した。
他にも、更にたくさんの偉大なファラオが存在する物の、ここに挙げたファラオ達の業績に勝る王たちはいないでしょう。もし、あなたが「もっと偉大なファラオがいるのに！」と思ったら、ぜひコメント欄にお願いします！
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